【2025年最新】市販のおすすめ舌用ブラシ5選|舌用ブラシの種類や選ぶ際のポイントもご紹介!

お口の悩み

毎日の歯磨きに加えて「舌磨き」を取り入れると、口臭予防や口内環境の改善に期待できます。しかし、一般的な歯ブラシは舌の清掃に適していないため、専用の「舌用ブラシ」の使用がおすすめです。

本記事では、舌用ブラシの必要性や種類から、正しい使い方まで徹底解説します。自分に合った舌用ブラシを見つけて、爽やかな息と健康な口内環境を手に入れましょう。

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舌用ブラシで舌磨きはした方がいいの?

舌用ブラシで舌磨きはした方がいいの?

口臭の主な原因のひとつに、舌の表面に付着する「舌苔(ぜったい)」があります。これは食べかすや細菌などが集まってできた汚れで、白っぽく見えるのが特徴です。

毎日歯を磨いていても、舌苔は除去されないため、口臭対策としては不十分です。特に朝起きたときは舌に汚れが多く付着しやすく、専用の舌ブラシなどでやさしく取り除くケアが必要になります。

口腔環境を整えるためには、舌の清掃も日々の習慣に加えましょう。

関連記事:口臭をセルフチェックする5つの方法|口臭の主な原因やおすすめのセルフケアをご紹介! – 歯科技工所|株式会社シケン コラム

舌用ブラシの主な種類は3つ

舌用ブラシの主な種類は3つ

舌用ブラシは、舌苔(ぜったい)を効率的に除去するための専用ツールです。市場には様々な種類の舌用ブラシが販売されていますが、大きく分けると以下の3つのタイプに分類されます。

それぞれのタイプには特徴があり、自分の好みや使いやすさに合わせて選ぶのが重要です。

1.ブラシタイプ

ブラシタイプの舌ブラシは、歯ブラシに近い形状で扱いやすく、舌のくぼみにたまった汚れを効果的に取り除けるのが特長です。やわらかく密度の高い毛が植え込まれたものを選ぶと、舌を傷つけずに優しくケアできます。

舌用ブラシを初めて使用する方にとっては、慣れた形状で扱いやすいため導入しやすいタイプでしょう。ただし、力を入れすぎると粘膜を傷つけてしまう可能性があるため、軽い力で丁寧に使うのが大切です。

2.ヘラタイプ

ヘラタイプの舌クリーナーは、柔軟なシリコンやプラスチック素材で作られており、舌の表面を優しくなでるようにして舌苔を除去します。ブラシタイプに比べて凹凸への対応力はやや劣るものの、舌への刺激が少なく、敏感な方や力加減が難しい方にも安心して使えるのが魅力です。

構造がシンプルなため手入れもしやすく、清潔に保ちやすい点もメリットのひとつです。優しいケアを求める方に適したアイテムといえるでしょう。

3.U字タイプ

U字型の舌ブラシは、金属製で耐久性に優れており、広範囲を一度にケアできる効率の良さが特徴です。両端を両手で持って舌の奥から手前へ軽く引くだけで、舌苔をまとめて取り除けます。

短時間で済むうえ、舌に強い力をかけずに済むため、刺激を抑えたケアが可能です。価格はやや高めですが、繰り返し使えるためコストパフォーマンスに優れています。ただし、携帯性や収納面ではやや不便さを感じる場合もあるでしょう。

舌用ブラシを選ぶ際のポイント

舌用ブラシを選ぶ際のポイント

舌用ブラシを使う方は、刺激の少ないものから始めるのがおすすめです。舌用ブラシを選ぶ際は、主に以下のポイントを押さえておくと失敗が少なくなります。

素材

舌磨きに使うブラシは、先端がシリコンやラバーのような柔らかい素材でできたものを選ぶと、舌への刺激を抑えながらしっかり汚れを落とせます。特に初心者には、やさしい当たりの素材が安心です。

ただし、本体全体が柔らかい素材だと力のコントロールが難しい場合もあります。そのため、持ち手が硬めのプラスチック製で、先端のみがしなるタイプを選ぶと、扱いやすさと効果のバランスがとれた使い心地になります。

持ち手の長さ

舌ブラシを選ぶ際は、持ち手がしっかりと長さのあるものを選ぶと操作しやすいでしょう。特に舌の奥まで無理なく届く設計のものは、過度に口を開けたり舌を突き出したりする必要がないため、日常的に使いやすいのが特徴です。

歯ブラシと同等の長さを目安にすると、違和感なく使用できます。また、持ち手に適度な太さがあると安定して持ちやすく、力加減もしやすくなるため、丁寧に磨きたい方に適しています。

市販のおすすめ舌用ブラシ5選

市販のおすすめ舌用ブラシ5選

ここでは、歯科医師や歯科衛生士も推奨する、口臭予防や舌の健康維持に効果的な人気の舌用ブラシを5つ紹介します。それぞれ特徴が異なるので、ご自身の舌の状態や使用感の好みに合わせて選んでみてください。

1.SHIKIEN 舌みがきスムーザーW-1

SHIKIEN 舌みがきスムーザーW-1

画像引用:SHIKIEN株式会社 舌みがきスムーザーW-1

SHIKIEN株式会社と新潟大学大学院医学歯科総合研究科の共同研究から誕生した舌ブラシは、使いやすさと機能性を両立した設計が特長です。凹凸のある両面仕様で、舌の形状に自然とフィットし、微細なU字型繊維がクッションのように舌にやさしく密着。

軽い力で舌苔をしっかりと絡め取ります。また、汚れがブラシに付着して見えるため、効果が目に見えて実感しやすく、舌磨きが初めての方でも安心して使えるアイテムです。

2.ライオン NONIO 舌クリーナー

ライオン NONIO 舌クリーナー

画像引用:ライオン NONIO舌クリーナー

ライオンの「NONIO」舌ブラシは、ブラシとヘラの2つの機能を備えた構造で、効率的に舌の汚れを除去できます。高密度に植えられた毛束が舌の細かな溝に入り込み、浮き上がった舌苔をラバースクレーパーでしっかりキャッチ。

手にフィットしやすい波型グリップや、小回りの利くヘッド形状など、使いやすさにも配慮されています。ソフトな仕上がりで敏感な舌にもやさしく、毎日のケアに取り入れやすい設計です。

3.サンスター ガム歯周プロケア 舌ブラシ

サンスター ガム歯周プロケア 舌ブラシ

画像引用:SUNSTAR ガム歯周プロケア舌ブラシ

ブラシで汚れを浮かせ、その後ヘラでしっかりかき取る2ステップ構造の舌ブラシは、舌苔ケアを効率よく行えるのが特長です。28mmのワイドヘッドにより一度に広範囲をカバーでき、短時間でのケアにも適しています。

ヘラ部分は硬めのプラスチック素材で、力強く汚れを除去したい方におすすめ。長めのハンドル設計で安定感があり、初めての方でも歯ブラシのような感覚で使いやすいため、舌ブラシ選びに迷っている方にもぴったりです。

4.デンタルプロ 舌ブラシ

デンタルプロ 舌ブラシ

画像引用:DENTALPRO デンタルプロ 舌ブラシ

舌の奥まで届きやすい薄型ヘッドを採用した舌ブラシは、口を大きく開けにくい方や、あごへの負担を減らしたい方に適しています。ヘッドがコンパクトなため、歯に当たりにくく、ストレスの少ない使用感が特長です。

持ちやすさを考慮したハンドル形状で、歯磨きと同じような感覚で扱えるのも魅力。さらに、1束に約150本の極細毛を使用しており、デリケートな舌の表面を傷つけにくく、やさしくしっかりと汚れを落とせます。

5.バトラー やさしい舌ブラシ

バトラー やさしい舌ブラシ

画像引用:BRTLER バトラーやさしい舌ブラシ

やわらかいブラシとラバー素材を組み合わせた舌ブラシは、敏感な舌の表面にも負担をかけにくく、快適に使用できるのが魅力です。ブラシ部には抗菌加工が施されており、毎日使ううえで気になる衛生面にも配慮されています。

ハンドルは握りやすい形状で、介助が必要な方にも使いやすく設計されています。さらに、15度の傾斜があるヘッドと細身のネックにより、口の奥まで無理なく届きやすく、小さな口にもフィットしやすい仕様です。

舌磨きの正しいやり方

舌磨きの正しいやり方

歯とは異なり、舌の表面は非常に繊細な粘膜で覆われているため、強くこすらずに優しくケアする必要があります。舌ブラシを使用する際は、まず水や専用ジェルで舌を湿らせて摩擦を抑えましょう。

また、鏡を見ながら舌をしっかり前に出し、奥から手前へ一方向に動かすのがポイントです。左右や中央を分けて磨くと効率的で、舌苔を喉に押し込む心配も減ります。

刺激を最小限に抑えると、安全に舌の清潔を保てます。

オーラルケア商品の購入に「お口のお店 Oral Care Shop」がおすすめな理由

オーラルケア商品の購入に「お口のお店 Oral Care Shop」がおすすめな理由

歯科技工所が運営するオーラルケア商品専門店である「お口のお店Oral Care Shop」は、お口の悩みを抱える多くの方にとって理想的な選択肢です。歯科医師が認めた選りすぐりの商品のみを取り扱っているため、安心して商品を選べます。

当ショップの特徴は、歯科技工士の視点から厳選された商品ラインナップです。歯科技工士は、歯科医療の現場で歯や口腔内の構造について熟知している専門家です。そのため、お客様のお口の状態や悩みに最適な商品選びをサポートできます。

取り扱い商品は多岐にわたり、歯ブラシやデンタルリンス、替えブラシなど、毎日のオーラルケアに必要なアイテムが揃っています。さらに、入れ歯洗浄剤やマウスピース洗浄剤など、特別なケアのための商品も充実しており、さまざまなニーズに対応可能です。

いずれの商品も、歯科技工士が自信を持っておすすめする商品です。ぜひ、お口の健康維持にお役立てください。お口のお店Oral Care Shopはこちら

舌用ブラシでよくある3つの質問

舌用ブラシでよくある3つの質問

舌磨きは歯磨きと同様に日常のオーラルケアとして重要ですが、いくつか気をつけるべきポイントがあります。ここでは、特に多く寄せられる3つの質問と回答を紹介します。

質問1.舌用ブラシを使用する際の注意点は?

舌磨きはやりすぎず、1日1回を目安に行うのが理想です。頻繁に磨くと舌の粘膜を傷つけ、炎症や口臭の原因になる場合があります。

タイミングとしては、唾液の分泌が少なく細菌が増えやすい起床直後が適しています。歯磨きの前に行い、目に見える範囲だけを優しくケアしましょう。

無理に奥まで磨くと嘔吐反射を引き起こす恐れがあるため注意が必要です。乾燥している場合は水や舌みがき用ジェルで湿らせてから行うと効果的です。

関連記事:舌磨きの理想的な頻度は?舌ブラシの種類や効果的な舌磨きのポイントをご紹介します! – 歯科技工所|株式会社シケン コラム

質問2.舌磨きで得られる効果は?

舌磨きを習慣にすると、口内環境の改善に期待できるでしょう。舌苔は細菌や食べかすが蓄積したもので、除去すれば口臭を軽減し、歯磨きの効果も高まります。

さらに、唾液に含まれる免疫成分の働きを妨げず、感染症や誤嚥性肺炎の予防にもつながるのです。また、味蕾の表面を覆う舌苔を取り除くと味覚がクリアになり、食事の満足度も向上します。

舌磨きは口腔ケアの重要な一環として取り入れるとよいでしょう。

質問3.舌用ブラシの交換時期は?

舌ブラシは毎日使うケア用品だからこそ、定期的な交換が欠かせません。舌苔には多くの細菌が含まれており、使用を続けるうちにブラシ本体にも雑菌が付着します。

見た目に変化がなくても、素材の劣化や清掃力の低下が起きるため、清潔な状態を保つには適切なタイミングでの交換が重要です。ブラシタイプはおおよそ1ヶ月、ステンレスなどのヘラ・U字型タイプは消毒しながら2〜3ヶ月を目安に。

衛生的な舌ケアを続けるには、道具の管理も忘れずに行いましょう。

まとめ

まとめ

舌用ブラシは口臭予防や口内環境の改善に効果的なオーラルケアアイテムです。本記事では、舌用ブラシの必要性と種類について解説しました。

舌用ブラシを毎日のオーラルケアに取り入れて、より清潔で健康的なお口の環境を維持しましょう。

なお「お口のお店Oral Care Shop」では、お口の悩みを持つすべての人のために、歯ブラシや入れ歯洗浄剤など、歯科医師に認められたオーラルケア商品を販売しています。

いずれの商品も、歯科技工士が自信を持っておすすめする商品です。ぜひ、お口の健康維持にお役立てください。お口のお店Oral Care Shopはこちら

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